CD版「永遠の故郷」

吉田秀和 選・訳・著

 

吉田秀和氏のライフワークであるエッセイ集『永遠の故郷』全4冊。

その中で取り上げられた曲のすべてを著者自身の選んだ演奏と解説・訳詞でお届けします。

 

 

 

吉田秀和(よしだ・ひでかず)

1913年9月23日東京日本橋生まれ。

東京大学仏文科卒。

 水戸芸術館館長務めた。

戦後、評論活動を始め『主題と変奏』(1953年)で

指導的地位を確立。

48年、井口基成、斉藤秀雄らと「子供のための音楽教室」を創設し、

後の桐朋学園音楽科設立に参加。

57年、「二十世紀音楽研究所」を設立。

75年、『吉田秀和全集』で大佛次郎賞、

「わが国における音楽批評の確立」で90年度朝日賞、

『マネの肖像』で92年度読売文学賞受賞。

2006年、文化勲章受賞、著書多数。

NHK-FM放送「名曲のたのしみ」では1971年の開始当初から

40年あまりに渡ってディスクジョッキーを務める。

2012年5月22日没。

 

 

 

 

CD版『永遠の故郷』の特色

 吉田秀和氏が人生の中で出会った詩の中から、97曲をCD5枚に収録。

 音楽とともにその詩世界を味わう英・独・仏語の歌曲を吉田秀和詩による美しい訳で紹介。

 演奏者の魅力を語る、著者による書き下ろしエッセイ1冊付き。

 各レコード会社所蔵のオリジナル・マスターテープをもとに、

 最新の技術でコンピレーションした望みうる最高の音質のCD

 入手困難な廃盤、絶版などから新しい演奏まで。

 本企画に賛同した多くのレコード会社の全面的協力により初めて実現した。

 

 

CD版『永遠の故郷』

2012年6月20日発行

著者 吉田秀和

編集 大原哲夫 小野光子(大原哲夫編集室)

校正 尾澤孝 根本明 伊能正子

定価 8400円

判型 四六判変型 / 上製箱入り / 対訳詩集付きCD5枚セット+書き下ろしエッセイ1冊

発行 株式会社 集英社

 

 

 

クラシック・ニュースで取材していただきました。