『北村太郎の全詩篇』刊行記念

北村太郎の詩劇と朗読   没後20年、北村太郎をいま、語り継ぐ。

 

2012年10月29日(月)

紀伊國屋サザンシアター

 

第1部

幻の詩劇上演

われらの心の駅  北村太郎作

戦後の日本の現代詩の行方を定めた「荒地派」北村太郎による生者と死者の交感劇。

1955年(昭和30年)に発表後、鮎川信夫の激賞を受けるも北村自身が封印した、

「幻の」詩劇を《朗読劇》として初演。作曲家松本憲治、渾身の演出。

 

出演; 沖田真樹(劇団Hamachi主義)

    出先拓也(俳協)

    藤側宏大(文学座)

演奏;   三浦はな(笙)

    阿曽璃子(ヴァイオリン)

構成・作曲・演出; 松本憲治

  

第2部

朗読と講演

北村太郎の詩を語る

東京府立三商時代からの友人、加島祥造氏、『荒地の恋』の著者・ねじめ正一をはじめ、

北村太郎とゆかりの深い詩人や作家たちが北村太郎の詩を朗読、さらに北村太郎の詩と人

を語った。

 

出演; 加島祥造 

           ねじめ正一

    稲葉真弓

    井坂洋子

    片岡直子

    正津 勉